主に自家用に作られています。利根沼田地域は、軽石が多い土壌のためやまいもがまっすぐ育たないことから、クレバーパイプを使い生産しています。
詳細
「やまいも」というのは、実はいもの名前ではなく「総称」になります。一般に「やまいも」と呼ばれるものには、大きく分けてヤマノイモ、ジネンジョ、ダイジョの3つの種類があり、芋類の中で唯一生で食べられる芋になります。それぞれのいもに特徴がありますので、向いている料理もそれぞれ変わってきます。
品種の特徴
- 長芋[ながいも]市場で最も良く見かけるやまいもで、栽培されているやまいもの約2/3がこの長芋です。サクサクとした歯ざわりを活かして、山かけや、サラダなどにおすすめです。
- いちょう芋(大和芋)[いちょういも(やまといも)]根の先端が平たくイチョウの葉っぱのような形をしており、すり下ろしたときに粘り気が強いのも特徴です。関東を中心に「大和芋」の名称で店先には並んでいます。
- 自然薯[じねんじょ]日本原産で山野に自生しており、細長いクネクネとした形状が特徴です。パイプ栽培が普及したことにより、形の真っすぐな自然薯が作られるようになりました。
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- やまいもを調理すると手がかゆくなることがありますが、「酢」でかゆみが無くなると言われています。調理後は酢水で手を洗ってみては。
- 山芋には食物繊維が豊富に含まれており、お腹の調子を整え、便秘の解消に効果的です。