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田市かん沼田市ずかん

インゲン

名産エピソード

沼田市でも利根町などの標高の高いところで生産が盛んな野菜の一つです。生産量はそれほど多くありませんが高原での栽培に向いており、やわらかく良質なインゲンの栽培がされています。

詳細

原産地アメリカからコロンブスがヨーロッパに持ち帰ったことから、ヨーロッパに広がり明(今の中国)を経由して日本に伝えられました。栽培は江戸時代からはじまり、名前の由来は日本にインゲンを伝えた明の帰化僧・隠元禅師の名にちなんでいます。

品種の特徴

  • つるあり種[つるありしゅ]名前のとおりツルが支柱にまきついて伸び、高さ2m以上に育つ品種です。2ヵ月の間収穫することができ、葉も大きく緑のカーテンとしてもオススメです。
  • つるなし種[つるなししゅ]ツルが伸びなく、丈が40~50cm程度の品種です。タネまきから55日ほどで収穫でき、栽培期間が短いので、栽培しやすいのが特徴です。
豆知識
  • ツルが伸びて支柱に巻き付くツル性植物は、遺伝的に巻き方が決まっています。インゲンは天に向かって時計回りで巻いていく右巻きとなっています。
  • インゲンは若いさやをまるごと食べる場合は「サヤインゲン」、完熟した豆を食べる場合は「インゲン」と呼ばれます。

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