沼田市には4件の養蜂園(場)があり、品質の良い天然はちみつを採蜜しています。
また、農家によっては、イチゴやトマト、リンゴなどの作物にミツバチを活用し受粉を行っています。
詳細
群馬県は、県土の約3分の2がゆるやかな起伏の低い山が続く地形で、標高10mから2000m級の山岳地帯まで、その地形は変化に富んでいます。その地形を活かした養蜂から生まれるはちみつには、アカシアや百花みつの他に、トチやクリなどの貴重なはちみつもあります。
品種の特徴
- アカシアはちみつ[あかしあはちみつ]アカシアはちみつは、別名「ハチミツの女王」とも呼ばれ、味と香りともにクセがなくサッパリとしたはちみつです。純度が高いほど無色透明に近くなります。
- リンゴはちみつ[りんごはちみつ]沼田市特産のリンゴの花から採種されたはちみつは、すがすがしい香りとコクのある風味が特徴です。リンゴの交配を手伝い、リンゴの生産にも役立っています。
- 百花みつ[ひゃっかみつ]百花みつはいくつもの種類の花から集められたはちみつのことです。同じ生産者から購入したとしても、その年によって味わいが全く違います。
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- ミツバチは最も近くに群生していて甘い蜜をもつ1種類の花を選び出し、効率的に蜜を集める習性があります。
- 1匹のミツバチが一生のうちに採るはちみつは「スプーン1杯分」と言われています。
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